ジャンパー膝について

ジャンパー膝は膝蓋腱炎（しつがいけんえん）とも呼ばれ、膝のお皿の下に位置する膝蓋腱に炎症が生じるオーバーユース障害のひとつです。

ジャンパー膝の原因

ジャンパー膝が起こる原因は、ジャンプやダッシュなど膝の曲げ伸ばし動作を頻繁に繰り返すことが挙げられます。膝蓋腱の収縮が何度も繰り返されて膝蓋骨の腱が損傷してしまった結果、膝の前面に強い痛みが生じるというわけです。

主にバレーボール、バスケットボール、サッカーなどのスポーツを日常的に行っている若い世代に多く見られます。

また、日常的に激しい運動をしていない方でもジャンパー膝に悩まされるケースがあります。その場合、準備運動をしっかりと行わずにいきなり身体を動かすことが原因に挙げられます。

ジャンパー膝は、膝の前面に痛みを感じることが特徴的です。膝蓋骨の上下どちらかの柔らかい部分を手で押すと、強い痛みを感じることが多いです。

また、スポーツでジャンプをしたとき、日常生活で階段を上るとき、深くしゃがみこんだときなども痛みを感じます。慢性的に痛みを感じるので、悪化してくると日常生活に支障をきたすことも増えてきます。

ジャンパー膝は再発しやすい疾患なので適切な治療を受けてしっかりと治すことが大切です。当院は医療機関やスポーツトレーナーとも連携を取りながら、日常生活や復帰に向けてのアドバイス、さらには怪我を防ぐためのトレーニングメニューの作成・指導も行います。

大好きなスポーツをもっと楽しめるようサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。